教育方針・運営方針

教育方針

白藤学園は、創立130周年を迎えました。長い歴史の中で共有してきた建学の精神である「敬身 敬学 敬事」を再確認し、次代を担う若者を育て、社会に貢献することを使命とし、進化してまいります。

敬身 自己をつつしみ、礼儀正しく、身体をきたえ
敬学 学びを大切に
敬事 何事にも誠実に取り組む人

校教育の一貫した願いであり、学園をあげて努力しています。また、一人ひとりを大切にして、成す喜びと感動と自信を呼び起こす教育の実践を重点目標に掲げ、「個」を伸ばす指導に徹しています。

運営方針

上記教育方針を具現化するための運営方針をお示しします。

1. コース体制

各コースの生徒一人ひとりが、自分の属するコース目標を達成するために特色あるカリキュラムを組んでいます。1年生、2年生、3年生混合の縦割り班を構成し、放課後の活動も活発です。コース主任が中心となって運営しています。

2. 「心」と「命」の人権教育

人間が人間として生きていく上で「心」と「命」は一番重みのあるものであり、何人たりとも踏みにじることのできない大切なものであるということをしっかり認識させるために講演会等を企画しています。人の顔を見ない、声を聞かないメールでの意思疎通ではなく、しっかりと顔を見て、直に声を聞くことの大切さを意識づけています。

3. 女性教育

「キラリと光るステキな女性の育成」に重点を置き、マナー講習(魅力的な女性を育成するためのマナー)を定期的に開講し、日々の教育活動の場で実践しています。

4. 環境に配慮した行動ができる人材作り

「整理」「整頓」「清掃」「清潔」の「4S」運動を推進し、学習環境を整えるとともに、地球環境を考えることは次世代を担う高校生にとって意義深いことである点を、「エコキャップ収集」「ごみ減量の4R」運動を通して学習しています。

「4R」運動
1. Reduce   ごみの発生を減らす
2. Reuse   物を繰り返し使う
3. Recycle  資源を再利用にまわす
4. Refuse   ごみになるものを受け取らない

5. 積極的な体験型学習

インターンシップ、 ボランティア活動、地域との交流等、校外に学習の場を設定し、社会とのかかわりの中で自己の存在意味を確認する活動機会を増やし、「生きる力」を養成しています。

6. 確かな進路保証

生徒一人ひとりの希望や適性に応じた進路を保証するため、各コース、各学年で手間ひまを惜しまない指導をしています。

7. 生き生きしたクラブ活動

学習を離れて、一つのことにひたすら打ち込む姿、生徒のみずみずしい情熱と全身にみなぎっているエネルギーは、スポーツの世界、芸術の世界という枠を越えて人々に感動を与えます。この現代社会で自立していくためにも、自己の生き方を考えさせてくれる大切な活動の場であると考え、奨励しています。


わたしたちの信条

真実を語り、仕事は忠実にやりましょう。
あたたかい心をもって、思いやり深い人になりましょう。
感謝を知る人になり、その恩に応えましょう。
あやまちはあっさりと認め、あかるい人になりましょう。
以上4点を実践目標として始業式・終業式の時に生徒会長指揮のもと唱和しています。